◎肉離れ

 

肉離れとは、筋肉の一部分が断裂した状態を指し、スポーツなどで起こる急激な筋肉の収縮により発症することが多いです。肉離れを起こすと断裂音が聴こえることもあり、痛みが生じます。

 

一般的に原因としては、

  • 運動時の急激な筋肉の収縮

などと言われています。

 

肉離れは、どの筋肉でも生じる可能性があり、特に太ももの裏(ハムストリングス)ふくらはぎの筋肉に生じることが多いです。

 

 

 

●一般的な対処法

 

他の病院・整骨院などでは、肉離れに対して、

 

  • 安静・冷やす・圧迫・患部を高く上げる
  • 患側に荷重をかけないため松葉杖を使用
  • 湿布・塗り薬・内服薬
  • 包帯固定
  • 電気・超音波療法

などを行うのが一般的です。

 

肉離れの改善は、軽度なもので3~4週間、重度なもので1~2か月ほどかかるとされます。

しかも、しばらく安静にしていたあとに運動を再開する際もブランクが空いてしまうため、本格的なパフォーマンスを取り戻すまでにさらなる時間を割かれてしまう可能性もあります。

 

さらに、一回痛めた場所を再び痛めてしまうケースも多く、肉離れを繰り返すこともしばしばです。

これは、根本原因である筋緊張が放置されたままだから起こってしまうのです。

筋肉の裂けた部分に緊張が残ったまま、いびつな状態でくっつけてしまうと、筋肉に固さが残り再発させてしまいやすくなるからです。

 

 

 

●当院の強み「肉離れを早期回復できる方法」とは?

 

肉離れは、「筋繊維に無理な力がかかり部分断裂した状態」であり、一種の切り傷のようなものなのです。

例えば、紙の切れ端などで指に切り傷が出来た場合、切れた箇所の皮膚を寄せ合い固定しておくと早くくっ付きますよね。

肉離れによって部分断裂した筋繊維もまた、裂けた切り口をくっつけてあげることで修復が早まります。

ただし、何もせずくっつけただけだと、切り口が筋緊張のため固くなっているため、いびつな状態で筋肉がくっついてしまい、再発してしまいやすくなります。

 

そこで、筋緊張を解き固さを無くした後、切り口をくっつけてあげることで、綺麗な状態での修復が可能となります。

結果、再び損傷しにくくなります。

 

さらに、患部の修復作業には血行や細胞交換が必要となってくるため、内臓の働き・体のバランス・自律神経の働きなどが関係してきます。

患部の修復に加え、全体の状態を総合して整えていくことで、早期回復が実現できるのです。

 

実際、肉離れの回復がなかなか進まないケースでは、

  • 自律神経の緊張
  • 内臓機能の低下
  • 体軸バランスの崩れ

の3つに問題を抱えていることが多いです。

 

それは、筋肉の緊張を生じさせた根本原因が実はこのあたりにあるからであり、たとえ患部の傷口を修復できたとしても、これら根本原因が放置されたままだと再び損傷してしまう可能性が残ります。

 

例えば、ストレス・疲労・飲食の乱れなどによって律神経が緊張に傾くと、血流の滞りや筋緊張を生じさせるだけでなく、内臓機能に影響を及ぼし、回復力を低下させます。

そうすると、疲労物質の処理が遅れ、ますます筋肉は固くなっていきます。

そして、弱った内臓は重力に逆らえず下へと下がっていき、インナーマッスルである大腰筋に負荷をかけ、結果、体の歪みが生じます。

構造上、歪んだ状態で体を使おうとすると、内臓スペースが制限され、ますます疲労がたまっていき、筋肉は硬化していきます。これを当院では体軸バランスの崩れと呼んでいます。

そして、そのバランスの崩れから下肢に負担がかかるようになり、運動の負荷が強くかかることで筋繊維が損傷してしまうのです。

 

 

当院では、あなたの肉離れを根本改善すべく、筋緊張を解くだけでなく、動きの修正をも行い、さらに自律神経の調整に重きを置き、内臓・体軸バランスを正常化していきます。

 

これら根本原因へ的確にアプローチをすることで、早期改善が可能になり、再発を防げるのです。

 

一般的な肉離れの場合、固定した後にリハビリができるようになるまで2~4週間かかるようですが、当院の施術では早ければ3~4日くらい、長くても2週間程度での改善が期待出来ます。

状態によって効果には個人差がありますが、松葉杖を突いてきた人が杖なしで帰られるということさえ起こり得ます。

そのくらい、一般の病院や治療院との効果の差があります。