椎間板ヘルニアとは椎骨(腰椎)と椎骨の間にある椎間板というクッションが圧迫され、
といった不調が起こる、ご年配の方に多く見られる症状です。
他の整形外科・整骨院などでは、脊柱管狭窄症に対して、
などを行うのが一般的です。
軽い症状の場合、これらで症状が緩和する場合もありますが、実際には、
・施術後はちょっとマシな時もあるが、また痛みが戻ってしまう
・電気やマッサージだけでは一向に良くならない
・薬や湿布だけの処置では進展がない
と悩まれている方も少なくありません。
ではどうすれば椎間板ヘルニアを改善へ導くことができるのでしょうか?
当院では、「椎間板ヘルニア」が生じるメカニズムとして、
「過度な筋緊張が、椎間板に内圧をかけ神経圧迫を起こし、痛みやしびれが生じる」
と、捉えています。
痛みやしびれを解消するには、この筋緊張による内圧をなくし、椎間板への圧迫を解除する必要があります。
ただ、この過剰な筋緊張に対し、物理的に強い刺激(叩く・もむ・押す・刺す)を与えてしまうと、体の防衛本能が働き脳が警戒を高めるため、かえって筋緊張を強めてしまいます。
緊張状態にあるときは、体のセンサーが敏感になっているため、強い刺激を「攻撃だ」と脳が反応してしまい、体を固めて防御しようとするのです。
いくらマッサージや腰にブスブス鍼を刺しても、痛みやしびれが解消されないのはそのためです。
当院では、過剰な筋緊張を生じさせる原因を、
と、考えており、この3つが乱れることで筋緊張による内圧が増し、椎間板への圧迫を加えているケースが非常に多いです。
例えば、ストレス・疲労・飲食の乱れなどによって自律神経が緊張に傾くと、血流の滞りや筋緊張を生じさせるだけでなく、内臓機能に影響を及ぼし、回復力を低下させます。
そうすると、疲労物質の処理が遅れ、ますます筋肉は固くなっていきます。
そして、弱った内臓は重力に逆らえず下へと下がっていき、インナーマッスルである大腰筋に負荷をかけ、結果、体の歪みが生じます。
構造上、歪んだ状態で体を使おうとすると、内臓スペースが制限され、ますます疲労がたまっていき、筋肉は硬化していきます。これを当院では体軸バランスの崩れと呼んでいます。
重症になると、負担の逃げ場がなくなり、深部の椎間板に内圧が加わることで痛みやしびれといった症状を引き起こす椎間板ヘルニアへと進行するのです。
当院では、あなたの椎間板ヘルニアを根本改善すべく、自律神経の調整に重きを置き、内臓・体軸バランスを正常化していくことで、過度の筋緊張を解消し、椎間板への圧迫を開放します。
結果、痛みやしびれが起こらなくなります。
これら根本原因へ的確にアプローチをすることで、早期改善が可能になり、再発を防げるのです。