『変形したままの状態でも痛みが軽減したことで、何事に対しても前向きに考えられるように』

 

―どのような症状で当院へ来院されましたか?―

変形性股関節症

 

発症は、10年位前からで、初めのうちは痛む部位は日によって違い、股関節も時々痛むようになり、5年位前より日々の歩行時・起立時・階段の昇降時の違和感、右股関節に痛みが集中し、日常生活にも支障が出るようになりました。

 

―施術を受けてみて、どのように改善されましたか?

今も気温や疲れの具合によって少し痛むことはありますが、右足に体重をかけても以前のような激痛はないので、日常動作がスムーズにこなせるようになり、歩ける距離も少しずつ長くなったように思います。

現在は、日常生活での痛みが軽くなり、週1回ほどのペースで治療を受け状態を保っています。

 

 

―これまで行かれた他の病院や治療院との違いがあれば教えてください―

今まで困難だった歩行などの動作が楽になってきました。

股関節の痛みなどの症状が出にくくなり、出ても軽い痛みで済みます。

無理はできませんが、体を動かすことに少しずつ自信が持てるようになりました。

 

 

―同じような症状に悩む方、迷われたり不安に思っている方に向けメッセージを―

股関節の変形が完全に元に戻ったわけではありませんが、変形したままの状態でも、治療により痛みが軽減したことで、何事に対しても前向きに考えられるようになり、今はきちんと自己管理をしながら以前とほとんど変わらない日常生活を送れるようになっています。

 

同じ症状で今もつらくて悩んでいる方、いつもと違う痛みを感じている方、がまんをしないで自分に合った治療があるはずです。

 

まずは受診し、痛みの解消法・治療法を見つけて下さい。

 

追伸 今の鍼治療はほとんど痛みはありませんよ。

 

 

大阪市 Hさん 50代 女性

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『不思議なくらいすぐに良くなっているのに感謝しています』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

腰・臀部・足の痛み

腰から左足のふくらはぎ・膝・太もも・お尻にかけて痛く、歩くのがつらい。

長年、慢性の喘息持ち。

 

―感想をお願いします―

ここにお世話になってから鍼灸の方法が違っていたのでびっくりしました。

 

不思議なくらいすぐに良くなっているのに感謝しています。

 

大阪市 Oさん 80代 女性 主婦

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『足が軽くなり回数を重ねるごとに楽になりました。夜間のうずきもなくなりました』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

左股関節痛

左股関節が痛く、手術をすすめられ、まだ自分の足で歩きたいので、痛みを和らげたいと思ってきました。

 

 

―感想をお願いします―

足が軽くなり回数を重ねる事に楽になりました。

夜間のうずきもなくなりました。

 

画像左:2017年のレントゲン写真

画像右:2019年のレントゲン写真

 

 

専門医は、

「いびつだった断面が、骨間のスペースができて、軟骨が綺麗な状態になっている」

と、驚かれたとのこと。

 

 

大阪市 Iさん 50代 女性 

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

 

『体がゆるくなり、ストレスがなくなってきます』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

 

腰痛、首のつまり、肩こり

腰を中心に張りがあり、体が重く感じていた。

 

 

―感想をお願いします―

 

こちらに来ると、体がゆるくなり、ストレスがなくなってきます。

痛みもおさまり、体全体が軽くなった感じがした。

 

 

大阪市生野区 Uさん 40代 男性 会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

『腰痛がなくなり、驚くほど身体が軽くなりました』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

腰痛、精神疲労

 

―感想をお願いします―

 

驚くほど身体が軽くなりました!!

疲れも取れやすいので毎日過ごしやすいです!

 

丁寧に見て下さるので安心して治療を受けられました。

気になる点もお聞きすることができ、リラックスして治療して頂けます。

 

症状が楽になった他、疲れた時にかけこめる場所ができ、毎日が楽になりました。

 

 

大阪市生野区 Uさん 30代 女性 主婦

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『背中の痛み 体が軽くなり、よく眠れるようになりました』

 

―どのような症状で来られましたか―

背中の痛み

 

掃除機をかけていたら「ぎっくり背中」のような痛みを発した。

何をしていても痛く、寝起きが特につらい。

座っていてPCをしていて背中を起こすと痛みが走る。

肋骨周囲(右>左)と背中の痛みでじっと寝るのもしんどい。

 

―施術を受けてみてどのように改善されましたか―

体が軽くなり、よく眠れるようになりました。

 

―他の病院や治療院との違いがあれば教えてください―

早く良くなる。

 

ー同じような症状に悩む方、迷われたり不安に思っている方に向けメッセージを―

早めの治療をオススメします。

 

 

大阪市 はるみさん 40代 女性

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『股関節痛 何回か施術を受けて、今は痛みが消えた!』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

股関節の痛み

自転車に乗る時。

左足で支えて漕ぎ出す時に、左股関節に痛みが走り、耐えられなかった。

 

朝起きた時や仕事中に頭痛が起こる。

顎を開くと音がする。

左肩の痛み(結帯動作、クロール)

 

 

―施術を受けてみてどのように改善されましたか―

 

施術を受けた後は、痛みが少なくなる。

 

何回か施術を受け、今は痛みが消えた。

(軸修正により、顎関節も改善。左肩の痛みも軸の癖を修正することで改善している。頭痛も施術後は楽になる。)

 

―同じような症状に悩む方、迷われたり不安に思っている方に向けメッセージを―

何回か施術を受け、徐々に痛みがなくなりました。

痛い施術ではなかったので、楽でした。

 

 

大阪市 Nさん 60代 女性

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『脊柱管狭窄症 脚の痛み・しびれで歩けなかった。すごく楽になりました』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

脊柱管狭窄症

足の痛み・しびれで歩けなかった。

(初回時は、痛みで顔をしかめ、足を引きずり来院。歩いていると痛みで動けなくなる間欠性跛行がきつかった。)

バネ指、肩の痛み

 

―感想をお願いします―

来院時の痛みが10として今は2です。

すごく楽になりました。

 

※その後、施術を続け、痛みは出なくなりました。

 

 

大阪府寝屋川市 Hさん 60代 男性 運送業

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『腰が楽になりました。ありがとうございます』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

腰痛

2日前から座って立つ時に腰が痛くなった

 

―感想をお願いします―

楽になりました。ありがとうございます。

 

 

大阪市 Uさん 20代 女性 会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

 

『腰痛、坐骨神経痛、顎関節症 痛みが消えました!本当にウソみたい。魔法みたい(笑)』

 

―つらい症状―

 

腰痛、坐骨神経痛、顎関節症

左腰~臀部の痛み

腰を反らした時、回した時に痛い

股関節を開くと抜けそうな感覚になる

口を開くと右あごが痛い

 

 

―施術後のコメント―

「痛みが消えました!」

「本当にウソみたい。魔法みたい(笑)」

「やってもらっていると、全身の気の流れが良くなっていくのが分かり、体がものすごく軽くなりました」

 

(気の流れを整え、軸調整を続けたところ、顎の痛みも出なくなりました。)

 

 

大阪市 Tさん 60代 女性 主婦

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

『だるさが取れた。張りがなくなりました!』

 

―どこがつらくて来院されましたか?―

股関節手術の影響による、膝・膝裏の張り

杖で体を支え歩行する負担のため両腕・膝・膝裏がつらい

 

―感想をお願いします―

だるさが取れた。張りがなくなりました!

 

 

大阪市 Uさん 80代 女性 主婦

 

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

 

 

『お尻から足の痛み(坐骨神経痛)、首の痛み、めまいが改善』

大阪府 Mさん 60代 女性

 

 

<経緯>

以前に坐骨神経痛を生じた際、その場で痛みを取り去った事があり、以来、時々メンテナンスをされておられます。

しばらく痛みもなく順調に過ごされていましたが、今回、数か月ぶりに臀部~下肢の痛みが生じたため来院されました。

一週間前ほどから痛みが出て来たそうで、同時に首肩の引きつり痛やめまい様の症状もありました。

 

 

<検査>

元々、胃腸の状態を損ねやすく、背景には甘いものやおかきの摂り過ぎ、食べ過ぎ、精神的な緊張、季節(春)、クスリ副作用などの影響があると考えられます。

以前にも甘いものなどへの養生指導をしていましたが、ついつい手が出てしまうようで、結果、これら要因が募ったため、胃腸に関連する臀部や首肩に影響が及んだものと思われます。

調べるとやはり胃腸・肺・胸腺らに反応が顕著でした。

 

 

<処置>

「百会」(臓腑に関連する共鳴点)、「左後渓」

 

まずは、立位のまま、臀部や下肢に痛みの出る動きを確認し、ある方法を用いて軸の調整を行うことで、臀部から下肢の痛みが数分で大幅軽減しました。

さらに、首の痛い動きを確認し、臓腑に関連する頭の共鳴点に鍼、さらにストレス・腸と関連する「後渓」に鍼をしたところ、首肩の痛みはその場でなくなりました

この時点で、当初あっためまい様の症状も消えています。

最後に、再び立位の状態で、臀部・下肢のわずかに残る違和感を取り切り、すべての痛みを消失させました。

 

 

<解説>

臀部・下肢の痛み、首肩の痛み、めまい様の症状をその場で全てゼロにした症例です。

 

症状は各部位別々に現われているように見えますが、問題の根幹は同じであり、その根幹を癒すことで枝葉の症状が次々と無くなっていくのです。

症状の背景には、日常の食生活や気持ちの問題などが隠れており、そのあたりの養生指導を行うことが再発防止へのカギとなります。

たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。

どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。

 

 

 

『仕事中、足の痛みとしびれで動けなくなる脊柱管狭窄症が改善』

大阪府 Hさん 50代 男性 

 

<経緯>

二ヶ月前から、仕事で立ち続けていると右足に痛みと痺れが次第に生じるようになった。

一週間前からかなり状態はひどくなり、立仕事しているとすぐに痛みで動けなくなるほどに悪化。

当初は5~10分座って休めばどうにか軽減していた痛みが、1時間くらいかかるようになる。

 

たまたま、職場の取引先の方で、竹本の施術により脊柱管狭窄症の痛みがなくなった患者さんがいて、

「自分も同じような状態で、足を引きずって来院したが、頭の鍼でよくなったよ」

と、当院への来院をすすめられる。

 

仕事場は、足元が大変寒く、夜中から朝まで立ち続ける仕事のため、ずっと立ったり歩いたりしていると右足の痛みと痺れが強く出てきて歩けなくなる状態。

 

 

<検査>

SLRテスト(-)、腰の可動(-)、左側屈でやや大腿外側に張りがある。

腎(特に右)のマイナスが顕著。胃・小腸・肝臓にもマイナス反応。

 

 

<処置>

頭(臓腑の共鳴点)に鍼

エネルギー療法

 

 

<効果>

初回の治療の後、再来院され、

「今日、仕事中立ち続けても痛みが全くでなかった」

とのこと。

下肢の痛みと痺れはないが、常に足底の痺れは感じている状態。(この痺れは最後にとれていく)

 

その後、定期的に施術を行い、一ヶ月たつが、

「治療を受けて以来、きつい痛みは一度も起きていない」

「前は痛み止めをのんでも痛かったのに、今は薬なしでも痛くない」

「たまに仕事が忙しいと終わり際に足の運びが重くなる程度」

と、経過は順調。

 

周囲の人にも、

「本当に歩き方が変わった。よくなった」

と、声を掛けられるとのこと。

 

さらには、以前は走ることができなかったが、無意識のうちに走れるようになっており、後から周囲の人に、

「走れてたよ」

と、笑われたそう。

 

 

<解説>

疲労の蓄積により筋緊張が募り、その内圧によって脊柱管狭窄症の痛みを発していたが、臓腑の調整を行い、気血を促すことで、体のバランスが戻り、仕事をしていても痛みは出なくなった。

 

入浴をしっかりと行ってもらうよう指導を行ったことも重要な点である。

 

今後も施術を行い、状態をより安定させるとともに、足底の痺れもなくしていき、完治できるようしていく予定。

 

どれほどしつこい症状であっても、日常生活を見直し、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。

 

 

 

 

『自転車をまたぐと痛みが出る股関節痛が改善』

大阪府 Nさん 60代 女性

 

 

 

<経緯>

自転車をまたぐと左股関節に痛みがでる。

日によって波はあるが、サドルをまたいだ時、またいで重心を乗せた時に痛みが出やすい。

左の内転筋が固い。

クロール、結帯動作(後ろに回す)をすると左肩に痛みが走る。

 

 

 

<検査>

心身の負担、軸のズレに問題あり。

 

 

<処置>
エネルギー療法

 

<効果>

 

 

施術後は股関節の痛みがなくなる。

何日かすると徐々に固さが出てきて痛みを生じていたが、調整を繰り返すことで痛みが出なくなった。

軸のズレ、体の癖のようなものがあり、緊張を解くと同時に癖の修正を行っていくことで早期改善につながった。

 

左肩も、初めの痛みがなくなっていき、日常が楽になる。

癖と共に少し固さが出てくるが、調整をすると痛みはなくなる。

 

 

<解説>

デスクワークが多いため、股関節と肩関節に独特の癖が染みついており、筋緊張があった。

軸の修正を加えることで、脳が再学習をし、股関節や肩関節のひずみも修正されてきた。

メンテナンスをしていけば、仕事をしながらでも痛みに悩むことはなくなるだろう。

 

 

 

 

 

『雨の日に出てくる腰痛・肩こりが改善』

大阪府 Hさん 60代 男性

 

 

 

<経緯>

右首肩のコリ、腰の痛みや重だるさを訴え来院。

特に雨天で調子が悪くなる。

 

一年前に直腸がん・大腸ポリープの手術を行う。同時期、右耳化膿し、以来聞こえにくい。

酒はやめたが、タバコは若いころから6・7本一日に吸っている。

 

 

<検査>

臓腑として、肺・大腸・胃・腎に反応。

舌診は腐厚苔がべったりとあり、舌奥にいくつもブツブツができている。(下焦の熱、老廃物・毒素の蓄積、炎症を示す。体内浄化環境が悪く、ガンやポリープにつながった事が伺える。)

脈は弦やや渋。

 

 

<処置>

頭(臓腑の共鳴点)、右膈兪(脾兪)

 

 

<効果>

施術後、首肩・腰の症状がなくなり、「軽いです」と喜ばれる。

 

体内に蓄積された老廃物が排泄処理され、臓腑の働きが安定すれば、症状は出なくなっていくと説明。

 

以後、時間とともに首肩のコリが出てくるが、数回の施術を続ける中、雨天であっても首肩腰の症状はでなくなり、安定してきた。

 

少々出てきても、施術をすれば症状はすべてゼロになる。

 

 

<解説>

体内浄化環境の乱れにより、直腸がんなどを生じさせ、首肩のコリや腰痛に繋がっていたが、施術を行うことにより症状が出にくくなり、体質改善は順調に進んでいる。

 

ポイントとして、舌の苔がだんだんと薄くなっており、これは体内の老廃物が除去されていることを示している。

 

どれほどしつこい症状であっても、日常生活を見直し、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。

 

 

 

『ぎっくり腰寸前の痛みが改善』

大阪府 Oさん 20代 女性

 

<経緯>

4・5日前から、ぎっくり腰寸前の痛み(左>右)が生じる。

前かがみ、寝返り、寝起き、立ち続ける姿勢で痛み。

腰から臀部、左下肢にだるさがある。

 

日常、子育てなどで疲労が蓄積している。

元々、十代からぎっくり腰癖ある。

 

<検査>

臓腑として、胃・腎に反応。

前後屈、右側屈、右回旋の動きで腰に痛みが生じる。

 

<処置>

頭(臓腑の共鳴点)など

 

<効果>

伏臥位にて臓腑の調整をしたのち、立位で痛みの出る動きにて頭共鳴点から気を巡らすと、すべての動きで痛みが消え、左腰~下肢のだるさもなくなる。

 

3日後、再来院。

「前回治療後、すごくラクでした。左の足のだるさがなくなって軽いです」

「前につらかった前屈動作が楽になっている」

「起き上がり動作も大丈夫」

 

左側の腰の痛みが抜け、右に張りを少し感じる。(これまで辛かった左腰が楽になって、左が強すぎてまぎれていた右の張りを感じるようになった。)

 

後屈、右側屈で痛み。

 

前回同様の処置にて、

起き上がり動作、寝返り動作の痛みなし、後屈・左側屈の痛みなし。

動いても腰や足の痛みだるさはすべて消失する。

 

 

<解説>

日常の疲労の蓄積により、臓腑が弱り、気血の巡りが悪くなり、腰痛を発症した症例です。

 

今回、ぎっくり腰手前の状態で来院された際は、腰を動かすのが痛く、寝起きの動作もきついとのことでしたが、施術後は痛みなく軽快になられました。

 

痛みのほとんどは初回でなくなり、わずかに残る張り痛みも施術後にすべて消失。

 

早めに施術を受けられたため、いつもならぎっくり腰になっていた事態を防ぐことができました。

 

 

 

『体をひねるとつらい腰痛が改善』

羽曳野市 Mさん 40代 女性

 

<経緯>

ストレス、飲食の乱れ、疲労蓄積、デスクワークなどによって腰痛が悪化。

 

 

<検査>

とくに、体をひねる動きができない。

腰の回旋動作で痛みが強く出る。

 

<処置>

頭蓋骨の調整

 

<効果>

施術後、はじめ出来なかった腰の回旋動作がスムーズになる。

 

体はフラクタル構造となっており、腰とは離れた頭蓋骨のある部分を調整することで、腰の動きが改善される。

普段はエネルギーや軸調整で施術を行うが、今回は遠隔部からの調整法によって可動域を改善する方法を選択した。

 

 

 

『座っているとつらい腰痛が1回で改善』

大阪府 Tさん 60代 女性

 

<経緯>

過去に交通事故に遭って以来、座り続けたり疲労がたまると腰~臀部の強い痛みが起こり、ひどい場合は、足に痺れが出ます。

これまでも当院で治療を受けると、その場で痛みが取れ、楽になられておられました。

しばらく順調に過ごせておられましたが、「朝から左腰~臀部にかけてきつい痛みが出た」とのことで来院されました。

 

<検査>

臓腑としては、腎・胃・肺・胸腺らの反応が強い。

腰は、前屈・後屈・右側屈・右回旋の動きで痛みが強く出るが、特に後屈が最もきつい。

じっと立っていても、歩いても、座っていても、常に痛みが出ている状態。

 

<処置>

立位のまま、「軸」の調整を行う。

 

<効果>

わずか数分の調整を立位のまま行い、その場で、全ての痛みが消失しました。

歩行・立位・腰の全方位への可動・立ち座り、すべてにおいて痛みがゼロに。

 

あまりに劇的な短時間での変化に、

「魔法みたい!」

「ウソみたい(笑)」

と驚かれ、笑顔で帰宅されました。

 

 

<解説>

事故の影響に加え、心身の疲労の蓄積や気候などの影響が募ると筋緊張が増し、痛みを発するようです。

 

今までも、臓腑の調整などを行い痛みをゼロにしてきましたが、今回は、体の軸調整、バランス調整を行うことで、痛みを数分で立ったまま消失させました。

 

「ウソみたい」と患者様本人が驚かれていたように、信じがたいと思われるでしょうが、まぎれもない事実です。

 

たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。

 

どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。

 

 

 

 

『仕事の疲労による腰痛が改善』

大阪府 Uさん 30代 女性

 

<経緯>

仕事の疲労による腰痛に悩まれいたUさんは、はじめて当院の治療を受けた際、その場で痛みが消失し驚かれていました。

以降、メンテナンスのため、疲れが溜まると治療を受けられ元気になられています。

 

今回、疲労による腰痛に加え、首肩の痛みが生じ、来院されました。

 

 

<検査>

腰は後屈・側屈・回旋で痛み、立位の状態でも腰に重い痛みがある。

肩は全体として主だるさがあり、首を回旋すると痛みを発する。

 

臓腑として、腎・胃・胸腺・肺・大腸に反応。

疲労に加え、精神的ストレスが高じるなどの要因があり、痛みを発したと思われる。

 

 

<処置>

「百会」(臓腑の共鳴点)、「曲池」

 

 

<効果>

まずベッドで寝た状態で臓腑に共鳴する頭の反応点に鍼をする。

この時点で、腰痛のほとんどが解消される。

 

座位で、首を動かしてもらい、痛みの出る位置で臓腑の反応を見るに、腕の「曲池」に一鍼。

その場で首の痛みが消失する。

 

立位で腰の可動を確認し、わずかに残る側屈の張りに対し、頭の共鳴点に気を送ると、腰の症状はすべて消失

 

少し残る肩の重だるさも、立位で「軸」の調整を行うと、数秒で症状が消失

 

腰・首・肩、全ての痛みがその場でゼロになりました。

 

「すごく軽くなりました」と喜ばれていました。

 

 

<解説>

腰痛に加え、精神的ストレスが関わる首肩の症状も併発されておられましたが、患部に一切処置をすることなく、臓腑のマイナスを癒し、「軸」の調整を加えることにより、腰・首・肩の症状がその場で全てゼロになりました。

 

不思議に思われるかもしれませんが、こうした改善は日常的に起こっている事であり、珍しいことではありません。

 

たとえこの患者さんが日常で負担を抱え、再び痛みが生じたとしても、体の状態を見極め適切に処置をすることで、痛みをその場で取り去ることが可能です。

 

どれほどしつこい症状であっても、繰り返し施術を行えば、体質は次第に改善していきます。

 

 

 

 

『過緊張でビクンビクンはねる腰背部痛・肩痛が改善』

大阪府 Mさん 60代 男性

 

 

<経緯>

製造業にて、とくに毎年12月が忙しく、腰や背中が痛くなる。

年末以外でも常に身体にだるさや痛みをもっていた。

年末は特に身体をねじったり、強く引っ張ったりする作業が多くなるため、今回の痛みは例年よりもきつい。

毎年正月明けにはヒマになるので時間と共にマシになっていくのが、今回は腰・背中・肩の痛みが引かず、しゃがむのもできない。車に座るのもつらい状態で来院。

2月に入っても痛みが引かず、特に右腰とおしり~背中がつらく、右足に踏み込むときと寝て起き上がるときが特にきつい。両肩も水平に挙げれずシャツを着るとき袖を通すのが痛い。

 

<検査>

筋の異常緊張が顕著。

体を触ると、肩や股関節周りの筋肉がビクンビクンはねるほどで、これは身体が疲労しすぎて筋肉が異常に緊張している状態。脳が警戒信号を出して防御反応がでている。

 

<処置>

無痛整体

 

<効果>

1回目終えて、明らかに良くなっている。

腰周りがとにかく楽で、腰を回したり横に倒すと張りやつまった感じはありましたが、初めより痛みが全然楽。

右の腰を踏ん張っても痛みが出なくなっている。

「疲労回復のためにお風呂につかるべき」と指導。

靴下を履く動作、店のシャッターを開ける動作など、今まで固くてやりにくかったことがスーッとできるようになっている。

5日後位にふと自然に「蹲踞(そんきょ)」の姿勢ができることに気づいたらしい。

若い頃から固くてできなかったのにいつのまにか自然にスーッとできてびっくりしたとのこと。

何回か施術をするうちに、異常緊張によるビクンビクンという反応は出なくなり落ち着く。

症状や動きがどんどん楽になり、大分楽なので初回から2週間くらいで一回ゴルフにいった際(まだ完全でないので待つように言っていたのだが・・)、腰に痛みがでてしまった事があったが、施術すると良くなった。

今回の激痛の以前でも、立ってるだけで腰(骨盤)にズーンと重たーい感じが常にあり、仕事していると痛くなってきたり、右の肩甲骨~背中・腰・おしりにかけて張りや痛みがでたりしていたが、今はそれが全然無いとのこと。

背中や肩もうごきやすく痛くなく、スーッと動くので本当に使いやすいらしい。

以前出来なかった、何気に首を後ろにスッと向く動作ができるようになった。

 

 

 

 

『腰とお尻に激痛!脊柱管狭窄症が改善』

大阪府 Tさん 60代 女性 

 

<経緯>

2011年3月に、突然左の腰とおしりに激痛が走り。左膝ウラの痛みもおこる。

ご主人に病院に連れて行ってもらい、 整形外科でのレントゲン・MRI診断の結果、

「腰椎の3・4・5番がつまっている」

「脊柱管狭窄症」

「すべり症」

と、いわれる。

他の病院にも行ったが医者さんからは、

「体重を減らすこと。筋力をつけること。固めのコルセットを日常生活で着用すること。痛みがきつければ注射をして、それでもつらいなら手術を考える」

と、いわれた。

「この痛みと一生つきあっていけないのか・・」

と、いう絶望感が強かった。

「何とか手術は避けたい、少しでも日常生活を楽にしたい」

と、いう気持ちで知り合いの内科医にも相談したところ、その先生が、

「病院でのキツイ牽引機だと悪くなることがある」

「体に合わせた牽引や手法をしてもらうところを探したほうがいい」

と、言われる。その先生自身がヘルニア症状を持っており、ご自身の体験からの言葉であったため、信用してみる気になったらしい。

ワラにもすがる思いで、当院の施術を受けることになる。

 

何かの拍子で左の腰とおしりにものすごい激痛が走り、しばらく動けなくなる。

じっと休んでいるとなんとかおさまってくるが、怖くて怖くて動きが出来ない状態。

夜の寝返りでも痛みで目が覚めるため、もともと不眠症だったのがますます眠れなくなる。

 

 

<処置>

無痛整体

 

 

<効果>

「少しずつ時間をかけて回復していく症状なので、中期的な変化を目安に回復をめざしていきましょう」

「大丈夫ですよ」

と、声をかけられたことでとても安心できたという。

施術していくうちに、少しずつ体の変化が出てくる。

はじめはベッドの寝返りや足を開く動きでも痛みがでていたが、それもいつの間にかなくなっていった。

何気に寝返りをうち、

「Tさん今の動きできるようになってますね」

と、いわれてはじめて気付いたりすることも。

受けていくうちに一日の激痛の頻度が減ってきて、痛む箇所の範囲もどんどん小さくなっていく。

ちなみに、左ひざの痛みは一回目で消えた。

病院でコルセットつくってもらって「これ着けときなさい」言われていたが、症状が軽減してくるとともに離していった。

痛み止めもキツイ痛みが出なくなったので飲まなくても大丈夫に。

半月くらいで、大きな痛みが一日一回あるかないかになって、小さいチクッとした痛みがたまに起こる程度にまで回復。

1ヶ月近くで、大きな痛みがなくなる。

長時間車に乗るとしんどくてたまらなかったのも、だんだんましになってきた。

疲れるようなことを続けると、だるさが出たりすることもあるが、以前の激痛は全くない。

階段の上り下りもタッタといけるようになる。

順調に回復を見せたため、施術を終える。

 

 

<解説>

脊柱管狭窄症となれば、病院では手術の話になっていくが、脊柱管に圧力をかけている筋緊張を解いていくことで痛みはなくなっていく。

深部の凝り固まった筋緊張を少しずつ解いていくことで、内圧から解放され、体は回復していく。

器質的な問題なので、回復も少しずつになる事が多いが、きちんとした施術を行えば痛みはとれてくる。

このケースでは無痛整体という「優しく触れる、かるく揺らす」という脳や自律神経に働きかける手法を用いたが、今では物理的な力をいっさい加えないエネルギー療法でも回復可能となっている。

 

 

 

 

 

『手術を勧められていた変形性股関節症の痛みが改善』

大阪府 Hさん 60代 女性

 

<経緯>

10年以上前から右股関節に痛みがあった。歩行すると痛み。

「臼蓋形成不全」「変形性股関節症」「大腿部筋委縮と短肢」と言われ、手術を勧められたができるだけ伸ばしたいと願い、他の施術者による鍼灸治療を開始。

ただ、5カ月ほど施術を受けるも、その施術者では症状が全く変化しなかった。

そこで別の施術者(エネルギー治療を行う方)に担当が変わり、1ヶ月くらいで痛みが出なくなった。

 

その方が遠くへ行かれたので、同じような治療をする私の施術を受けることに。

 

<検査>

胃に反応。股関節、下肢の気の流れをチェック。

 

 

<処置>
エネルギー療法

 

<効果>

私が施術して以降、経過は以前より非常によく、たまに疲れてだるさや張りが出ても、メンテナンスをすればその場でだるさや張りはなくなる。

痛みも出なくなり、たまに違和感があっても施術後は楽になる。

 

私の施術を受けて半年後、レントゲン検査で、

「右股関節の骨間が以前より空いている。良い状態になっている」

と医師から告げられ、手術なしでもやっていけると希望を抱いた。

 

さらに一年後、レントゲン検査で、「以前より骨間空いているのが維持できている」と、言われる。

 

 

<解説>

 

つまりレントゲンの結果は、物理的な処置をしなくとも、エネルギーの流れを調整することで、筋緊張が解け、結果的に骨間への圧が抜けて骨間のスペースが生まれたという事を示している。

 

実際、Kさんは今も手術をせず、以前よりも楽に日常を過ごせるようになっておられる。

今はもっと長い距離を歩いても疲れにくくなるよう目標を持ってメンテナンスを受けられている。

 

 

 

 

『お尻~足の痛み、股関節痛、膝痛が改善』

大阪府 Mさん 50代 女性

 

<経緯>

ボランティア活動で8時間立ち座りをし続け、それを5・6回やったため、10月今月から両股関節が痛い。

歩いても自転車乗っても痛い。

両膝にも痛みが出る、右臀部から下肢裏の張りがある。

腿を上げる動きで股関節と膝に痛み。

 

<処置>

仰臥位、立位で痛みの出る動きを確認しながら、エネルギー療法

 

 

<効果>

その場ですべての痛み消失。

 

3日後、来院。

治療してから股関節の痛みがなくなり、すごくラクになっているとのこと。

 

やや右臀部から下肢裏のダルさ、両膝屈曲しづらいのがあるので、エネルギーと軸調整で、すべての痛みなくなり、膝の屈曲もだいぶスムーズ。

 

2週間後に来院され、

「治療後ものすごく軽かった。旅で3時間歩いても平気で、股関節痛くなかった」

 

ただ、疲労や食べ過ぎで、ここ2・3日、右臀部から下肢裏の張り・両膝曲げにくさが出てきたので来院。

 

エネルギー、軸調整にて、すべての痛みがなくなり、膝屈曲も楽になった。

 

 

 

 

『歯科医の職業病 腰痛・背部痛が改善』

大阪府 Iさん 50代 男性

 

 

<経緯>

クライアントである医師の紹介で来院した歯科医師。

歯科医師の仕事は癖があるため、体のひずみが生じやすく、慢性痛を持つ方が多いようだ。

 

この方は、慢性腰痛の持病持ちで、今回はぎっくり背中のような痛みと、肋間神経痛に襲われた模様。

 

<検査>

胃・腎臓の弱り

(甘い物が大好き、暴飲暴食、酒)

 

<施術>

エネルギー療法を加味した無痛整体

 

<効果>

激痛で制限の強かった腰・背中・肋間部の痛みが軽減。ずいぶん楽になったとのこと。

この後も仕事の為、明日も来院することに。

入浴し睡眠を早めにとるよう指示。(お酒禁止)

 

翌日、来院し、「だいぶマシになったがまだ痛みが残る」とのこと。

施術後、ほとんどの痛みが改善し、若干の張りが残る。

入浴し睡眠をとれば、翌日はもっと楽になっていると言って帰す。

 

その後、痛み無く通常業務にはげめたとのこと。

 

<解説>

職業病ともいえる体の痛みだが、その素地には飲食の乱れがあり、胃や腎臓の機能低下によって回復力が落ち、筋緊張が蓄積され痛みになっていた。

施術では、肋骨付近から腰背部の緊張をぬき、動きの癖を修正し、内臓機能をエネルギーによって補った。

 

かなり疲労しているため、2回に分けて施術を行い、痛みを改善することが出来た。

ただ、同じような日常を繰り返しているとまた痛みが生じる可能性があると注意をしておいた。

 

 

 

『歯科衛生士の腰痛が改善』

大阪府 Mさん 40代 女性

 

 

<経緯>

クライアントである歯科医の紹介で来院した歯科衛生士。

急性の腰痛にて来院。ヘルニアの疑いのある腰痛もちで、ぎっくり腰のような感じで痛みが生じたとのこと。

 

<検査>

胃・腎臓の弱り

肋間部の緊張

 

<施術>

エネルギー療法を加味した無痛整体

 

<効果>

痛みでベッドに寝ることもつらいため、座位の状態で施術。

立ち上がりの動作でも苦痛であったが、術後はスムーズに立ち上がり歩けるように。

早めに休むよう指示。

 

翌日、続きの施術を行い、昨日よりもさらに改善。

仕事にも行けるようになる。

 

<解説>

腰痛ぐせのある方で、胃とストレスに問題がある。

呼吸が浅く、肋間部の緊張が強い。

AKAでいうところの肋椎関節の調整に似た、肋間部と腰背部の筋緊張を抜いて動作の癖を修正する手技を施す。

内臓の弱りにはエネルギーを補い、回復を促す。

 

 

 

 

『痛みで体が歪む疼痛性側弯を伴う椎間板ヘルニアが改善』

大阪府 Oさん 20代 女性

 

<経緯>

腰の痛みを訴え来院されたOさん。

以前のようにぎっくり腰と思っていたが、今回はそれよりも症状がきついという。

 

じっと立っているとズシーンと左腰を中心に重くなり痛みがきつくなる。

寝起きや座って立つときにつらく、腰の可動はどうやっても痛みが出て、特に後屈・右側屈が痛い。

 

見ると、Oさんの体は、疼痛性側彎を起こしている。

これは、痛みから避けるため体が筋性防衛を働かせている状態で、正面から見ると体が歪んでしまっている。

椎間板ヘルニアでよく起こるケースだ。

 

Oさんは以前、病院で軽いヘルニアだと言われたことがあるという。

今回は、その状態よりもひどくなっている様子。

 

 

<検査>

私の見たところ、筋緊張による内圧が強くなり、椎間板への圧力が高じ、椎間板の劣化が著しくなっている。

 

SLRテストでは足をあげたときに腰付近にズシーンと痛みを発する点からも、椎間板のトラブルが生じている事は間違いない。

 

 

<施術>

エネルギー療法

 

 

<効果>

1回目の施術後、翌日に体を診たところ、疼痛性側彎は大分ましになっている。

痛みも半分くらい(最も痛い状態を10とすると、10→5)まで楽になったという。

 

2回目の翌日、10→3くらいまで痛みは軽減。可動域もかなり上がっている。

側彎もかなりなくなっている。

 

3回目の施術後、痛みは10→2レベル。

SLRテストでも痛みは出ない。

以前のような強い痛みは出ないが、たまにピッとなることがあってまだ慎重に動いている状態。

ただ、寝起きや日常の動きでは、かなり楽になっている。

夕方位になると腰が重だるくなりやすい。これは筋緊張がある程度緩和され、内圧が軽減されたものの、椎間板の劣化の修復が作業中のため、今しばらく完全回復に時間がかかる(細胞交換が必要な器質的疾患のため)からだ。

 

あれだけ強かった疼痛性側彎も、ほぼ消失している。

 

わずか3回くらいで、しかも手で触れるだけのエネルギー療法で、筋性防衛のための疼痛性側彎がまっすぐに戻った。

 

 

<解説>

どうして体のゆがみがそんなエネルギー療法でただされるのか?と疑問に思われる方もいるだろう。

 

だが、エネルギー、気の調整を行うことで、関連臓腑・感情・筋肉・椎間板のマイナスを癒し、本来の働きへと誘うことで、体は正常な働きを見せ、適正な位置に戻りつつあるということなのだ。

 

まだ、これから完全回復まで施術をしていく必要があるが、椎間板劣化~ヘルニアによる疼痛性側彎が、ほんの数回のエネルギー療法で物理的に歪みが修正されたことを事実として報告しておく。

 

 

 

『交通事故による腰痛・背部痛・足の痛みを改善するも・・・落とし穴が待っていた話』

大阪府 Nさん 50代 男性

 

 

逍遥堂には数多くの症例があるのだが、改善事例の影にはうまくいかなかった事例も過去にある。

そうした事例があってこそ、次の発展の糧となるのだが、苦い記憶であることに変わりはない。

通常、治療院の体験談や症例は成功例ばかり並べることが多いが、「なぜうまくいかなかったのか」という事例に対する分析を記録しておくことも後学のためには必要であると思い、掲載しておくことにする。

 

本件は、私が他の鍼灸院に勤務していた時の事例である。

 

<経緯>

バイクでの交通事故により負傷後、腰痛・背中痛・足の痛みが続く男性。

整形外科で電気を当てたり湿布をしたりの日々が続くが、全く良くならないため、鍼灸治療をすることに。

とにかく経絡とか気とかを信じず、痛いところへの刺激こそが痛みを和らげると信じ込んでいる方であった。

エネルギーとか気とかの話はまるで受け付けず、「痛いところに鍼をしてくれ」「たくさん、深く刺してくれ」というタイプの方。

現在の自院であれば方向性の違いで袂を分かつであろうこの患者さんに対し、当時の私は院の方針もあり、患者さんの望む形での治療を余儀なくされた。

 

それでも、エネルギー療法を用いた鍼灸治療を行える私としては、たとえ局所付近への鍼であろうとも、全身は繋がっているのだから効果を出す自信があった。

現に、当人も喜ぶほど痛みが改善され、順調に事は運んでいたのだが・・・、落とし穴が待っていた。

 

 

<検査>

腰の回旋、後屈で激しい痛みが走る。たまに電気が走る感覚があるという。

しゃがむと左足の脛(前脛骨筋)に痛みが生じる。

立ち続けたり同じ姿勢でいると、とにかく背部から腰が重痛くなっていく。

(病院では、腰椎につまりがある。椎間板がつぶれかけていると言われた。)

 

 

<処置>

エネルギー療法を用いた鍼治療(当人には秘匿)を、腰・下肢中心に行う

 

 

<効果>

治療後、患者も当惑する程に痛みが軽減された。

治療を継続するごとに、痛みが改善されていくのを実感し、普段他人の悪口を言いまくったりする辛口な患者が、

「鍼ってめちゃくちゃ効くなあ」

「マジックや」

「天才鍼灸師やなあ」

と、機嫌よく喜んでいた。

 

ただ、本人はあくまで「つよく揉んだり、押したり、叩いたりした方が筋肉が柔らかくなり、痛みが緩和される」と信じ込んでいるため、自分でもマッサージをしたり、固い棒でぐりぐり押したりすることを止めようとしない。

私は当初から、

「事故で脳が緊張しているため、強い刺激はかえって抵抗を生み、痛みが強くなることがあるから、揉む・押す・叩くのを止めて下さい」

と、注意していたのだが、一向にやめる気持ちがない。

さらに、暑がりの本人は、クーラーをガンガンに効かせた部屋で過ごす(さらに冷えたビールを飲む)ため、

「冷えは状態悪化につながる」

「内臓の冷えは回復力が落ちやすくなる」

と、忠告しても聞く耳を持たなかった。(お風呂につかることも嫌い)

 

こうして途中までは順調に回復を見せていたのだが、真夏に差し掛かり、さらにクーラーで冷やした環境下で患部を棒で強刺激する生活に拍車がかかるようになり、再び痛みが強く出るようになってしまった。

 

私は、再度忠告を繰り返すのだが、強刺激信望者である患者は、さらなる強刺激を求めて来た。

 

結局は、最初のスタンスで妥協した事が、こうした結果を招いたと今となっては反省材料になっているのだが、とにかく当時の状況下では院の方針もあり患部付近への刺鍼を行うことが求められた。

たしかに体は繋がっているため、どこに鍼をしてもエネルギーの効果は出せるのだが、脳の警戒が強い状況下でわざわざ患部付近に鍼をする必要などなく、むしろリスクを伴う。

せっかく調整しても、体が緊張してしまってはいけないうえに、クーラーや棒でぐりぐりするという強刺激を毎日家で行っているのだ。

 

結果、痛みは強くなってしまい、患者の機嫌も悪くなるばかり。

さらに痛みをかばって逆側の脚が痛くなるという悪循環に陥ってしまった。

 

遠隔でエネルギーを送るという合わせ技をこっそり行い(やっている期間はものすごく調子が良かった。もちろん本人には言わないが)、効果の持続を図るも、全体の組み立てがそもそも妥協を下地にしたものであったため、思うような形で回復に導けなかった。

 

やがて、最後まで私の忠告を聞かなかったその患者は、おそらく別の院へと去っていった。

 

途中までは効果が出ていたのに、養生指導が徹底できず、さらには妥協に妥協を重ねた治療の結果、落とし穴にはまることになってしまった。

 

妥協はいけないという想いが強くなった一件であったし、今ならばこうするのにとも思える症例であった。(軸調整、エネルギー療法を別角度でおこなうなど。本人が受け入れるかどうかは別として)

どれだけ良い治療法を持っていても、患者さんがそれを受け入れず、共に協力し合おうとしないのであれば、うまくはいかないということだ。

 

ただ、振り返れば、やはり私の技術うんぬん以上に、姿勢や在り方に未熟さがあったゆえだと思う。

 

「豊かな人生とは、後悔の多い人生である」

とは、将棋の羽生善治さんの言葉であるが、この失敗や後悔も将来の実りに繋がる苦い体験だと思いたい。

 

 

 

 

『股関節痛が改善』

大阪府 Aさん 50代 女性

 

<経緯>

以前から左股関節の違和感があった。歩き出しで顕著に出るが動き出すと徐々に軽減していく。

一週間ほど前から違和感に加えて痛みを感じることが多くなった。本人は原因がわからないとのこと。

 

 

<検査>

臀部・股関節・下腿部の緊張が見受けられる。

 

 

<施術>

無痛整体

 

 

<効果>

筋緊張をとっていき、一通り終わった後歩いてもらうと、軽減しているがぬけきれていない。

歩く動きを分割して確認してみると、足を踏み込む動作のときに痛みが起こっている。

足首の動きの修正をおこなうと股関節の痛みが解消された。

そこで患者さんが「あ、そういえばバレエの人に教えてもらった運動(足先を外に開いてスクワットをする動き)をしてから痛くなったかも」とのこと。

股関節の痛みと足首が関連していたことに驚かれていた。

 

 

<解説>

足先を外に開いてスクワットをする動き=足首から股関節への負担につながった。

緊張をとった上で動きによる転位(緊張で関節が引っ張られて変な動きをして痛みが出ている。緊張を抜いても脳と体が悪い動きを覚えてしまっていて関節が引っ張られる)を修正してやることで正常な動きを取り戻した結果痛みが出なくなった。

 

普段やらない且つ自分に適さない運動を急にやり始めた為に起こった緊張・動きの転位が痛みを引き起こしていたという症例。

 

 

 

 

『股関節痛が改善』

大阪府 Mさん 30代 男性

 

<経緯>

肉体を酷使した疲労から、右股関節付近に痛みを発し来院。

 

 

<検査>

「足の厥陰肝経」の流注上に痛みがあることがわかり、「経筋病」と判断。

 

 

<処置>

皮内鍼

 

 

<効果>

顕著な圧痛を示した同側の「太衝」「行間」という足指つけ根のツボに皮内鍼を施したところ、股関節の痛みは完全に消失した。

 

 

<解説>

現在ならエネルギー療法を用いて改善させるが、当時はこのような鍼や皮内鍼を用い、局所から離れた遠隔のツボに刺鍼することで改善を図っていた。

 

使用したツボは、足指の付け根にあり、遠隔場所から痛みのある股関節に効果をもたらした症例である。